ハトムギCRDエキス開発ストーリー

このハトムギは石川県や富山県で古くから栽培されていました。昔から煎じて飲んだりしたら肌に良いことが知られており、殻を取った子実部分はヨクイニンとして漢方では利用されておりました。しかしなぜ肌に良いのかその仕組は解明されておらず、近年までなんとなく肌に良いということで親しまれてきました。そこで富山県のJA氷見様と金沢大学医学系研究科鈴木信孝特任教授(当時)と太田富久薬学部教授(当時)が共同研究し肌に対するハトムギの機能性についてそのメカニズムを解明し、その製法を特許化しました。

メカニズム

ハトムギを特許方法で熱抽出して線維芽細胞での試験を繰り返したところ4種の成分が特定されました。この成分は線維芽細胞の成長因子を刺激して、線維芽細胞の成長速度を1.7倍向上することが分かりました。つまり通常のターンオーバー(肌の入れ替わり)のスピードが1.7倍向上することとなり、ヒアルロン酸やコラーゲンの産出量も増え、肌の新陳代謝を促進して肌の若返りに貢献することが分かりました。下記図で線維芽細胞が活性化することにより真皮の成長が促進され、表皮に取って変わっていくことによって肌の若返りや美白が期待できます。